《ELLE》2022.1月号の文章版です。
翻訳機の訳などを参考にしたいつもの魔訳です💦
元記事をコピペしたらそのまま動画も再生できたのでこのまま使わさせていただきます🙇♀️
見づらかったら申し訳ありません💦
ELLE微信の元記事リンクです⬇️
此刻的肖战正走在“真”的道路上,夜以继日,去往未来
“这两年来,你的人生发生了更多故事,你对于表演、对于角色,不论演过的还是要演的,是不是理解上发生了变化?”记者问。
今この瞬間、肖战は"真”への道を歩き、昼も夜も、未来へと向かっている
昨年夏、曹禺生誕110周年を記念して、肖战と曹禺の娘である劇作家の万方による ”2世代舞台対談” が行われた。
肖战は「"真”は創作過程において最も重要な要素でしょうか?」と尋ねた。
万方は《冬の旅》の一節を引用してこう答えた。
「誠実さにつながる道はなく、誠実さ自体が道なのです。」
今まさにこの瞬間、肖战は”真”への道を歩き、昼も夜も、未来へと向かっている。
2020年春、肖战はドラマ《余生、よろしくお願いします》のアフレコ作業をした。
3月、4月中のある日、肖战と《余生》の監督である吕赢は話し、彼が特に願魏(肖战さんが演じた医師の役名)を羨ましいと思っていると語った。
「彼は、ドラマの中の願魏はとても幸せで普通のシンプルな生活を送っているから、と言っていました。」
吕赢は回想して「羨ましがらなくてもいいよ、君の人生はこの先今よりもっと良くなるだろうから。」と肖战に話したと言った。
NO.1 湖水を見つめる
肖战はこれまで西湖に行ったことがなかった。
だから10月の《夢のような夢》杭州公演の最終公演の後、仕事仲間たちの”煽り”もあって夜の西湖観光に行った。
長い堤防にはほとんど人がいなくて、肖战は湖のほとりのベンチに座った。
湖面が広がり、遠くに山の影が見えて、湖を眺めながら”5号(wǔhào/ウーハオ)患者”のことを思った。
「もちろん自分の姿は見えないけれど、とても落ち着いていて、当時の心境はとてもよく似ていました。」と肖战は言う。
舞台《夢のような夢》で、5号患者は本来幸せな家庭を持つ建築家であったのに、突然子どもの死や妻の失踪、そして自分も奇病に罹り、すべてがコントロール不能となってしまった。
彼は余命わずかな日々に世界旅行をし、フランスのお城の奥で「自分が見える湖」に到達する。
これは無常についての演劇である。
「僕には見知らぬ奇病に罹ってからすべてが一変してしまった、ということしかわからない。僕はあいつ(奇病)のことを知っているのだろうか? わからない。でも実際あいつはこんな風にやって来てしまったんだ。」という独白が5号患者にある。
2021年央華版《夢のような夢》のプロデューサー王可然は、2020年夏に肖战に注目し始めた。
彼は肖战の作品をそれまで見たことはなかったが、彼が信頼する心理学を研究している劇作家の友人があるドラマでの肖战の演技を褒めているのを聞いたからだ。
王可然は曹禺の娘で劇作家の万方による回想録《あなたと私》を肖战に読んでもらい、その後質問を提出させた。
肖战を"曹禺生誕110周年”イベントに招待し、万方と肖战は舞台のコンセプトについて対談した。
「彼とのコミュニケーションを通して、彼が将来(役)をコントロールできるかどうかがわかると思います。」
肖战と万方の舞台上での対談中の表現、動き、彼がする質問は、王可然の心の中で肖战の性格や生活におけるモチベーションと演技への情熱を判断するものとなった。
彼は肖战にいくつか舞台作品を提案してそれぞれについて10問ずつ質問をするように頼んだ。
肖战は5号患者に興味を持った。
「夢のようです。」肖战は言う。
《夢のような夢》は8時間の舞台で、開始のベルが鳴り響き、終了のベルが鳴り響く。
彼は5号が単なる悲劇ではなく、どこにでもいる普通の人と同じように答えが見つからないのだ、と感じた。
肖战は無常を信じている。
いつも友人から人生は本当に大変だと聞く。
友だちの投稿を見ると、みんな文句を言っている。
いつになったらこの逆境は終わるんだ?と。
「多くのことは結果に結びつきません。それはただ起こって、僕たちには選べないんです。僕はこの種の問題はだれにでも起こりうると思っています。」
劇中の5号患者は湖を見つめている間に顧香蘭を見たのかもしれない、あるいは自分の前世を見たのかもしれない。私たちにはわからない。
10月の夜、肖战は西湖を見て認識した。
ああ、5号患者があの城を見ていたのはこんな気持ちだったのかも、と。
雑誌の撮影日、ふたつ目の場面も湖だった。
肖战は四方を青い布に囲まれて立っていた。
人口の湖の景色にはリクライニングチェアがあり、セットにある大きなチューリップと同じ色のグレイッシュピンクのスーツを着ていた。
彼は布に手をついて、両手を上げて外にいるみんなに挨拶をするようにその手を振った。
そのあと水の中央まで足を踏み入れ、カメラマンに導かれてその場に慣れていった。
「果てしなく広がる水面、空、すべてが人工によるものです。」
私たちは遠すぎて彼の表情はわからず、シルエットしか見ることができない。
幕の向こう側で、彼は見られていて、そして私たちを見てもいた。
NO.2 "真”を感じる
「この2年、あなたの人生にはいろんなことが起こりました。演技や役に対して、もう演じた役かこれから演じる役かにかかわらず、理解する上で何か変化はありましたか?」とインタビュアーは聞いた。
「変わったと思います。前の役を振り返ると、理解や演技方法にも変化があると思います。」と肖战は答えた。
2019年のインタビュー時、肖战はかつてこのような思いを表現していた。
演技と役への理解はまだ人生経験が浅いので制限がある、と。
「当時の人生経験、あるいは俳優の業界に対する認識が薄くて、多面的ではありませんでした。」
2020年後半、ドラマ《王牌部隊》がクランクインし、肖战はそれに参加した。
彼は願一野という努力家で強さのある役を演じ、2020年の最後の4か月を共に過ごした。
監督の刘岩は「肖战はドラマと役に畏敬の念を抱き独自の思考と理解をもっているので、魂のこもった役を作り上げられるのだと思います。」と話した。
肖战は願一野の長所は多すぎて、全部上げるのに時間がかかります、と言った。
インタビュアーが肖战に一つか二つ挙げてみて、と頼むと彼は”正直さと責任感があります。”と答えた。
「撮影チームの環境と願一野は、あなたにとってどんな存在と言えますか?」
「それは一種の力強さで、その力はかなり強かったと思います。自分のモチベーションになったのかそれとも自信になったのかははっきりと言えませんが、影響はありました。」
肖战はそのあと古装ドラマ《玉骨遥》の撮影に入った。
「(時影は)内面がとても複雑で、表に見えているほど気ままで気楽ではありません。彼は生命と未来に直面して、生き残るために頑固で我慢強くならないとならなかった。」と監督の蒋家駿は時影の運命と性格を分析する。
ドラマの設定では、彼は国家の責任を背負い、愛情においても致命的に"非常に虐げられる”運命にある。
蒋家駿は肖战はキャラクターが成長していく様々な段階の感情を把握してコントロールすることがとても正確であると感じた。
"真”は肖战と彼と一緒に仕事をした人たちがインタビュー中に繰り返し言った言葉だ。
2019年のドラマ《余生、よろしくお願いします》の監督吕赢は、本読みをしていた時、肖战ともう一人の主役である楊紫が最初によく聞いてきたことを思い出した。
監督、あなたは何を求めていますか?
吕赢はただ感じるだけでいい、と言った。
その後吕赢が現場に到着するとすぐに彼らは自分たちから「わかってます、わかってます。監督は感じることが大事、なんですよね。」と言った。
今年は肖战にとって芸能界での7年目で、俳優としては6年目だ。
キャリアの最初の頃、まだ演技経験が乏しく、感情表現は精一杯力を込めてはじめてできるものだった。
こういったことを好む監督もいる。
白い紙はまだ色が付けられていなくて育てることができるから。
ただ、それは未熟であることも意味する。
2019年の複数のインタビューで、肖战は以前は俳優として新人であったためうまくいかなかったと話した。
泣くことができずに挫折した夜、俳優に向いていないのでは、と自分を疑った。
一晩中、全スタッフが待っていて、彼はしっかりと覚えたはずの台詞が急に思い出せなくなり、ただ謝るしかなかった。
肖战はいろいろな撮影チームや演技の先生からスキルを学び、感情を最大に引き出している。
「僕にとってずっと変わらないことは、観客の皆さんに誠実な気持ちを届けることです。…でもただ情熱を持っているだけではいけなくて、感情が100%に達したと自分では思っていても、観客には50%しか受け取ってもらえません。じゃあ、残りの50%をどうやって表現すべきでしょうか?」と2021年の肖战は言う。
NO.3 三十にして
肖战の最新作は2月にCCTVとテンセントで公開された古装ドラマ《斗羅大陸》だ。
吹替の時に自分の演技を見直して、当時は"すごく未熟”だったと思った。
そう言った後、彼は恥ずかしそうに笑って、それから真面目にこう言った。
「だから自分で改善できる点を探して欠点をしっかりと見つめ、それ以降は繰り返さないようにと思っています。」
3月に《斗羅大陸》が最終話を迎えると肖战はスマートフォンのアルバムを2年以上前までスクロールしたーー2019年のある日、彼は《斗羅大陸》のとあるシーンを終え、あまりうまくいかなかったと思い、どう調整したらいいのかわからず落ち込んで無力感を感じていた。
夜遅くホテルに戻り、ベランダに椅子を持ってきてぼんやりと海岸を眺めていた。
「潮風が吹いていて、誰もいませんでした。月はとても明るく、海に月がとても美しく映っていました。街灯はなかったけれど、木々や山が明るく照らされていました。」
20分、あるいは30分ほどそこに座っていて、立ち上がって部屋に戻ると気分が少し良くなったような気がした。
彼は再び外に出て、スマートフォンをオンにして慰めてくれた景色を撮った。
「今でもそうです。」作品を撮り終えるたびに消化できない後悔がある。
どうしてうまく演じられないのか、どうしてほかの人はうまくできるのか?
過去の作品を振り返るとまずうまくいかなかった場面が浮かぶ。
「それで、ああああ~、あそこの場面だ。」「でももうしょうがない、そうなっちゃったんだから。」
「それは《夢のような夢》の台詞にある"それはすべて真実だ。”のようなものです。全部今ここで起こっていて、カメラで撮影することはできません。そこで終わってしまうんです。」と肖战は言う。
各公演の最後に現場監督がA4の紙に6、7枚メモを書き留め、みんなのよくなかった点を話す。
「これくらいの大きさです。」と肖战は楽屋でインタビュー用のプリントを手に取って、「各俳優から照明と音楽至るまで細かく手書きされているんです。」と実際にやって見せてくれた。
彼はそのことにとても感心していた。
現場監督が、君は今日ちょっと力が入りすぎていたね、戻さないといけない、と言うこともあるだろう。
"観客の反応はとても熱くて君たちは今日は少し浮ついていた、乗せられないでください、この舞台では抑制してください。”と。
肖战はフィードバックを受け、調整する。
2日目はこの点は消化されるかもしれないけれど、監督はあそこはもっとよくなる、と言うだろう。
調整を続けていく。
インタビュアーは王可然に半年に及ぶ公演と多くのリハーサルと演出を重ねた後で、最初に肖战に気が付き5号とつなげようと思った理由をまだ覚えているかと尋ねた。
「もちろん、確かに、人生とはとても素晴らしい旅だと思います。もし演劇の創作を真摯に受け止めれば、人生の旅にある無数の不思議なことがあなたの創作を豊かにしてくれるでしょう。」と王可然は答えた。
彼は肖战に人生の経験を役作りにどのように作用させるかとは尋ねていない。
王可然は記者に対し「あの時(万方との対談で)これについて探ることができます。彼が出した質問は彼が模索していたことであり、その質問の中に答えがあります。」と答えた。
あの夏の日の対談で、肖战は万方が両親のことを思い出していた時に「少しご苦労をされたことはありますか?」と聞いた。
当然答えは「はい」だった。
万方の答えには次のような段階があった。
「…(俳優として)あなたが経験して抱えた痛みや辛さは、いつかプラスになるでしょう。つまり、何かの役を演じるときにもっと深く理解できるようになる。それは私たちにとって痛みや辛さのポジティブな意味だと思います。」
肖战は「(役を理解することに)年齢は関係がなく、経験によるものだと思います。歳をとると成長し、成熟して安定すると言われているけれど、瞳の中に物語があるようで、それは経験的なものだと感じています。」と語った。
30歳の誕生日に肖战は微博に山を登っている姿の写真をUPした。
それは8月で、彼はアルシャー盟で《玉骨遥》を撮影していた。
上に登っていくと太陽がちょうど地平線の端に落ちて雲霞が見えていた。
狭い山頂に立とうと登ったが、結局そこには馬が走る平原が広がっていた。
「その時世界が広がったと感じました。」
「三十にして立つとはどういうことなんだろう、僕はまだ三十にすぎません。」
彼はインタビューの中で再びそれを言った。
彼には年齢による焦りはない。
NO.4 凧揚げ
10月末の夜、肖战は蓮花山公園に凧をあげに行った。
「光る凧をあんなに堂々とあげて芝生を走り回るなんて思ってもみませんでした。 誰も気にしていなかったし。とてもリラックスして、自由で子どもの頃に戻ったみたいでした。」
南の地の夜は風がなく、肖战は凧を持って千メートル走った。
凧はようやくあがり、数十秒間飛んでいた。
「どうして俺すごい、って言ったかというと、凧の糸を切ったらすごく高く上がっていったから。」
雑誌の撮影後、夜楽屋で肖战はいつものパーカーに着替え、インタビューを受けた。
背中をまっすぐにして寄りかかり、片腕を伸ばしてその凧がどれくらい高く上がったのかを見せているようだった。
「糸が終わってしまってリールが巻ききれなくて切れてしまいました。限界だったんだと思います。」
俳優としての最初の2年間、肖战は夜によくランニングをしていた。
その後その習慣は家でエリプティカルトレーナーを使うこととなった。
彼は今でも散歩に出かけてVlogを撮るのが好きで、〝今を感じる方法”としている。
仕事仲間たちは事前に杭州大劇院の屋上を歩いた後、彼に屋上に散歩に行って景色を眺めるように言った。
仲間たちの声でナレーションがされ、彼は自由な空気を吸い、彼らは肖战に自然に触れてほしいと言った。
蓮花山公園でもレンズは彼を撮っていたが、手で竹とんぼを擦り、リラックスして遊んでいた。
"おもちゃで遊ぶ自由を守る。”
世間の目の中でも自分のスペースを確保しようとする肖战の姿がある。
彼はイラストをシェアするのも好きだ。
2020年、月のランプを持った少年を描き、梅の花を描き、青い空と白い雲を小さなクジラの形にスケッチした。
11月の北京の初雪は大雪だったので彼は急いで写真を撮った。
彼はアルバムを整理するのがあまり好きではないタイプで、スマートフォンの中には2016年の写真が今でもある。
「記憶には限りがあるので忘れてしまいます。」
すべての作品について、対応するイメージや景色がある。
《斗羅大陸》は象山の高速道路と浜辺、《玉骨遥》はアルシャー盟の青空で、風が強く、白と赤の時影と朱顔が砂漠に立っている。
《玉骨遥》がクランクアップを迎えると、肖战は時影がよく言う"人は天を制圧できる、すべては人にゆだねられている”という台詞を引用し、短い文章を出した。
「それは生物学的な本能です。よくなりたい、毎日を精一杯生きたい、人から認められたい。それを望まない人なんていますか?」 彼は笑って、話すのを止めた。
「そうですね、望んでいます。」インタビュアーは2秒後に答えた。
「ですよね。ほとんどの人はより良くなりたいと望んでいると思います。仕事を含めて、パートナーから認められたり、上司に褒められたり、それがすべてよりよくなりたいと願う力への自信になります。」
「5号に最初に触れてから今まで、彼の人生経験との相互作用を感じていますか?」
「はい、でも実際は演じれば演じるほど彼に共感するようになりました。つまり、答えを探し求めようと苦労する必要はなく、一日一日を精一杯生きるということです。」
5号がフランスで恋愛関係になる江紅の"7つの目玉焼き”理論を引用した。
もし5つ目の卵ですでに成功していたら、今日みたいな人生には辿り着けなかったのかもしれない、と肖战は語った。
号
外
以上です。
乱文大変失礼致しました💦
翻訳機、ネット辞書さまお世話になりました🙏
今の肖战さんが考えていることを少しだけのぞかせてもらえた気がします🥰
以前と変わったところと変わらないところ…
ELLEさん、素晴らしいお写真とインタビューをありがとうございました❤️❤️
インタビューに出てきた2019年の《ELLE》2月号はこちらにおまとめしてあります。
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